加賀屋に学ぶ経営戦略先日親会社である佐藤商会の社員旅行で加賀屋さんにお邪魔してきました。36年連続日本一に選ばれたおもてなしが有名ですが。僕が気になったのは加賀屋のエリア戦略です。加賀屋グループは5件の宿泊施設を運営しそのうちの4件が加賀屋のある和倉温泉に集中しています。もちろんそのエリアに集中的に投資することで規模の経済が働き利益を生み出しやすいという点や顧客セグメント毎にあったスタイルの旅館、ホテルを運営しファンを増やしているのでしょうが、僕が気になったのはその結果多くの雇用を生み街の経営にも大きな役割を果たしているという点です。まちづくりというとどうしても大きなところから考えがちですが自分たちがお客さまに選ばれるためにはどうしたらいいのだろうと一...29Jul2016
戦略BASiCSを使っています。松陰会館では2010年から戦略BASiCSという戦略立案ツールを使っています。所謂マーケティングを考えるためのツールなのですがとてもよくまとまっており使いやすいツールです。戦略BASiCSについてはこちら。このツールを使うようになって色々な事が明確になりました。よくできている事も逆に全くできていない事も。おかげさまで当社も50年以上続く企業になりました。が。その陰で「あいまい」なことや「そのまま」にしていしまっていることが多くありました。そのことについてどうするのかはっきりとさせることがこのツールのおかげでできてきています。お客様の声に耳を傾け一歩づつ着実に。 21Jul2016
小さいことなんですが。小さいことなんですがだからこそ気を使って貰いたいんです。落ちてるゴミを拾ったり、トイレットペーパーを補充したり、自転車を整列したり。ほんの些細なことに気を使うって心と身体のバランスがとれていないとできないことだと思います。ちょっとした心の乱れで気にも留めなくなる。身体が健やかでないと億劫になる。小さいことだけどそういうことが当たり前にできるかできないかは大きな差になると思っています。だから当社はその当たり前の基準をつくるために環境整備に取り組んでいるのです。環境整備に関する方針1.基本方針 (ア)会社の文化です。物もピカピカ心もピカピカにする。全ての事業活動の原点です。 (イ)「形」から入って「心」に至る。「形」が出来るようにな...11Jul2016
木を見て森を見ず。先日世界を揺るがせたイギリスの国民投票の結果。こんなニュースが流れているのをみてはっとしました。http://www.huffingtonpost.jp/2016/06/25/whats-next_n_10676236.html国民投票に行った人の中にはこの一票でなにが起こるのかわからずに投票をしたという事実がみえてきます。ですが投票に行った人たちは今イギリスが抱える課題に問題意識を持っていたから投票には行ったのです。目の前の問題は誰のせいなのか?こればかりに執着したばっかりにその先に起こることが見えていなかった。木を見て森を見ず。情報にしても物にしてもなんでも簡単に手に入るこんな時代だからこそひとりひとりがなにかの一部にとらわれず...04Jul2016